主な種類と特徴スイートコーンは「トウモロコシ」の中のひとつで、野菜として利用している品種の総称です。 【イエロー系】 原産地と日本への渡来トウモロコシの原産地は、メキシコから南アメリカ北部にかけてといわれています。栽培の歴史は古く、マヤ、アステカ等の古代文明にまでさかのぼります。1492年にアメリカ大陸に到達したコロンブスがヨーロッパに持ち帰り、世界中に広まりました。日本へは16世紀に長崎に渡来し、明治時代の北海道開拓を機に本格的な栽培が始まりました。 ![]() |
栄養素・機能性成分スイートコーンは、糖質が主成分で、穀物的な性格を持っており、エネルギーの補給源となります。 選び方皮の緑色が濃く、実が先までぎっしりと詰まっており、粒がふっくらしているものが新鮮です。ひげの1本1本が粒のひとつひとつにつながっているので、ひげが多いものほど粒の多い良品です。また、ひげの褐色が濃いものは、よく熟して甘みがあります。 保存方法鮮度の低下が激しく、時間とともに風味や甘みが減少するので、買ったらその日のうちに食べるのがおいしくいただく条件です。保存する場合は、皮付きのままラップで包み、茎を下にして立てた状態で冷蔵庫の野菜室に入れ、翌日には食べ切りましょう。すぐに食べない場合は、ゆでてからラップで包み、冷蔵庫に入れれば2〜3日保存可能です。また、 冷凍保存する場合は、ゆでたものを3?程度の輪切りするか、包丁で実を外して密閉袋に入れます。 ![]() (農畜産業振興機構「野菜ブック」より引用) |