主な種類と特徴きゅうりの品種は、大きく分けると白いぼ種の華北(かほく)型、黒いぼ種の華南(かなん)型、ピクルス型の3種で、現在では、白いぼ種の系統が日本の生産量のほとんどを占めています。その中でもブルーム(果皮の白い粉状のもの)がなく、果皮の光沢が美しい“ブルームレスきゅうり”が主流です。 【ブルームレスきゅうり】 原産地と日本への渡来きゅうりの原産地はインドのヒマラヤ山麓とされています。インドでは3000年ほど前から栽培され、日本には中国を経て平安時代に渡来したとされています。 |
栄養素・機能性成分きゅうりはカリウムを100g中200mgと比較的多く含んでいます。きゅうりは、水分が95%以上と多く、また、カリウムが豊富なことから、利尿作用があるといわれています。二日酔いや手足のむくみの解消にもよいといわれています。 選び方きゅうりは表面のイボが張っており、ハリのあるものを選びます。曲がっていても味に変りはなく、値段も手頃です。ハリがないものはスが入っている可能性があるので避けます。皮にシワができているものも古くなって水分が蒸発しているので避けます。 保存方法急激な温度変化は苦みの原因となるほか、低温はビタミンCを減少させるので冷やし過ぎに注意します。適温は10-15℃。水分をふき取りポリ袋に入れ、密封せずに冷蔵庫の野菜室へ入れます。4〜5日保存できます。冬場は風通しのよい冷暗所の方が日持ちします。乾燥させないように注意してください。 (農畜産業振興機構ホームページより引用) |