主な種類と特徴いもの形、皮の色、肉の色などは品種によって様々です。また、日本のさつまいもの用途をみると生食用が5割、ポテトチップス、でんぷん・アルコールなどの加工用途が4割、そのほか飼料用などが1割となっており、生食用以外の用途が半分を占めています。このため、それぞれの用途に適した品種が開発されています。 【高系14号】 原産地と日本への渡米さつまいもの原産地は中米です。15世紀にアメリカ大陸へ渡ったコロンブスが、スペインに持ち帰り、そこから世界中に広がりました。 |
栄養素・機能性成分さつまいもは、ビタミンB1、ビタミンC、カロテンが豊富に含まれています。さつまいものビタミン類は他の野菜と比べて調理による損失が少ないのが特徴です。それは、ビタミン類が、さつまいもに含まれているでんぷん粒で覆われているからです。β-カロテンは黄色が濃いものほど多く含まれています。緑黄色野菜には及びませんが、それに次ぐ供給源です。 肉質が紫色のさつまいもは、ポリフェノールが多く含まれています。 選び方貯蔵することにより糖度が上がるので、1〜2月に出回る貯蔵ものは水分が少なく甘味が濃くなっています。皮にツヤがあり表面がなめらかで太くて紡錘形のものが良品です。極端に細いものや黒い斑点、傷があるものは避けましょう。 保存方法適貯蔵温度は12℃±2℃前後で、これより低温では品質低下を招きますので冷蔵庫には入れずに、新聞紙にくるみ保管します。 (農畜産業振興機構ホームページより引用) |